『 遺言書を残そう! 』1 〜 ウチの家族は揉めない??

こんなふうに思われたことはありませんか?

 

「うちの家族は相続で揉める様なことはない」

「うちは相続で揉めるほど財産はないので心配無い」

「私の死んだ時のことなど考えたくない」

「親の相続の時のことが心配だが、親に言い出し辛い」

「親の財産のことにあれこれ口出しするのは良くない」

などなど・・・・・・・。

 

相続とは、ご自身ないしご自身の親の死にまつわる問題なので、家族で話し合うには非常にデリケートな事柄だと考える人が多いです。

だから、

「まあ、いいか」

「今はまだ、いいか」

「自分が切り出さなくても、誰かが切り出した時に話し合えばいいか」

となることが多いようです。

 

みなさんの誰もがご存知のように、人はいつか必ず亡くなります。

日本人の2021年現在の平均寿命は男性が81.6歳、女性が87.4歳。

 

相続でも揉めるか揉めないかについては、

“ とりあえず、今は揉めないと思われる ”

と考えるのが正解かと思います。

時代や世相が絶えず変化するように、人の状況も変化します。

相続人皆が経済的に裕福で

「親の財産など、全く当てにしていません」

と、今日は言うことができたとしても、明日には状況が変わっているかもしれません。

 

相続時に “ 揉める ” のは(推定)相続人が複数存在するケースなので、(推定)相続人のうちの一人でも状況が変化すれば話は変わってきます。

 

一般的に、一次相続の時より二次相続の時の方が揉めやすいと言われます。

 

夫婦間では男性の方が早く亡くなるケースが多いので、その例でお話ししますと・・・・・。

お父さんが亡くなった一次相続のときは、まだお母さんといういわば重しがおられるので揉め事が起こりにくのです。

とりあえず、財産のほとんどはお母さんに、というケースも多いでしょう。

配偶者の場合1億6千万円までの相続財産額は相続税がかかりません。

ところが、二次相続の時はこの重しがなくなります。

 

もともと仲の悪い兄弟姉妹ならば揉めるのも仕方がないかもしれませんが、

「 あーあ、やっぱり揉めたか 」

しかし

「 仲が良かったのに、相続が起こったばっかりに揉めてしまった 」

というケースが、非常に残念です。

 

だから、揉め難くするために

『 遺言書を残そう!! 』

なのです。

 

次回では、なぜ揉めるのか? 揉める原因 についてみていきたいと思います。